欧米為替見通し:イエレン第15代FRB議長の資格審査

2014年2月5日 17:10

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記事提供元:フィスコ


*17:10JST 欧米為替見通し:イエレン第15代FRB議長の資格審査

本日5日の欧米市場のドル・円は、新興国市場の動向、悪天候の影響が警戒される米国1月のADP雇用統計やISM非製造業景況指数を見極める展開が予想される。

債券ファンド、ロゲ・グローバル・パートナーズの新興国市場責任者ガンスク氏は、「投資家がパニックに陥った時は常に買いの好機だ」と述べている。

元GSAM会長のオニール氏は、「新興世界の一部は実際に問題を抱えているものの、新興市場危機などど言われているのは、率直に言って多少ばかげている。われわれは恐らく、パニックに加わるよりも買いを入れる機会に接近しているだろう」と述べている。

マーティン第9代FRB議長は、「米国連邦準備理事会(FRB)の仕事は、パーティーが盛り上がり始めたら、参加者から不満が出てもパンチボウル(酒が入ったボウル)をさっさと片付けること」と述べている。

バーナンキ第14代FRB議長は、予告通りに2013年12月に100億ドル、2014年1月に100億ドルのテーパリング(量的緩和縮小)を実施した。

すなわち、毎月のパーティーで、850億ドル(米国債450億ドル+住宅ローン担保証券(MBS)400億ドル)=850杯のワイングラス(450杯の赤ワイン+400杯の白ワイン)が、それぞれ、350杯と300杯に減らされたことになる。

ワイングラスの数が減ったことで、パーティーの参加者達から不平不満が続出して、騒動が起きているが、イエレン第15代FRB議長はどうするのだろうか。

【今日の欧米市場の予定】

18:00 ユーロ圏・1月PMIサービス業改定値(予想:51.9、12月:51.9)
18:00 ユーロ圏・1月PMI総合景気指数改定値(予想:53.2)
18:30 英・1月PMIサービス業(予想:59.0、12月:58.8)
21:00 米・MBA住宅ローン申請指数(前回:-0.2%)
22:15 米・1月ADP雇用統計(予想:+18.7万人、12月:+23.8万人)
22:30 加・12月住宅建設許可件数(前月比予想:+1.5%、11月:-6.7%)
24:00 米・1月ISM非製造業総合景況指数(予想:53.7、12月:53.0)
24:00 タルーロ米FRB理事が下院で証言(ボルカールール)
02:30 プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁が講演(経済見通し)
03:40 ロックハート米アトランタ連銀総裁が講演(経済見通し)《KO》

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