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10代のスマホ所有率9割、過去最高へ 8割はショッピングに利用
15~19歳のスマートフォン所有率は昨年11月の時点で87.3%に達したことが、株式会社博報堂DYホールディングスの調査で分かった。
博報堂DYホールディングスでは定期的に「全国スマートフォンユーザー1000人定期調査」を実施しており、今回で8回目。
全体のスマートフォン普及率は55.2%と、前回調査(13年8月)から7%アップした。昨年9月にドコモからiPhoneが発売され、ドコモユーザーの一部がスマホデビューした影響もあるだろう。
11年2月には5.3%にすぎなかった日本人のスマホ普及率は、この2年9ヶ月で10倍以上に増えた。普及を支えているのは若者たちだ。10代の普及率は87.3%、20代では82%。一方、30代では64%、40代では50.1%と一気に低下。50代のスマホ普及率は39.7%でしかなく、60代以上にいたっては20.3%にすぎない。中高年以上にはまだガラケーが主流といってもよさそうだ。調査はインターネットで行われているため、そもそもパソコンを持たない人は対象になっていない。実際はさらに普及率が低い可能性もある。
今回の調査では、スマホユーザーが積極的にスマホで買い物をしていることが明らかになった。スマホユーザーを対象に、スマホでのネットショッピングの利用経験(※デジタルダウンロードコンテンツを除く)を尋ねたところ、全体の65.2%が「利用したことがある」と回答。10代では8割、20~30代では7割と高い傾向が見られた。
彼らがスマホで購入している商品の1位は「衣料品・靴・バッグ・服飾雑貨」で57.7%、2位は「書籍・雑誌」で45.4%。こうしたショップのスマホ対応は急務だろう。
「週に1日以上」スマホで買い物している人は全体の4人に1人、「ほぼ毎日」利用している人は5人に1人にのぼった。「思い立った時や、外出時にも、時間を気にせず利用できる」といった手軽さが受けているようだ。(編集担当:北条かや)
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