トヨタの上方修正に対する市場反応を見極め【クロージング】

2014年2月4日 16:27

印刷

記事提供元:フィスコ


*16:27JST トヨタの上方修正に対する市場反応を見極め【クロージング】

4日の日経平均は大幅に4日続落となり、610.66円安の14008.47円(出来高概算42億3000万株)と、本日の安値で取引を終えている。昨年11月の安値を割り込み、同10月以来の安値水準に。米株安や約2ヵ月半ぶりの円高・ドル安水準の流れを受けてリスク回避の流れが強まった。14400円を下回って始まった日経平均は、その後は14200円処で下げ渋る動きもみられたが、これまで同様、後場に入り解消売りなどから下げ幅を拡大させている。

売買高は昨年9月10日以来の40億株を超え、売買代金は昨年12月13日のメジャーSQ以来の高水準だった。出来高等からはセリングクライマックスが意識されそうだが、世界連鎖株安の様相となるなか、週末の米雇用統計を控えているほか、春節明け後の上海市場の動向などへの警戒から、押し目買い意欲は高まりづらいだろう。

また、注目されたトヨタ<7203>は、2014年3月期業績の上方修正を発表。営業利益を2兆2000億円から2兆4000億円に上方修正しており、リーマン・ショック前の08年3月期の2兆2703億円を超え、6年ぶりに過去最高を更新する見通しである。もっともコンセンサス予想の平均が2兆4850億円程度と好業績を織り込んでおり、明日の市場評価が注目されよう。《KO》

関連記事