日本株見通し:全面安商状へ、日経平均14000円近辺ボトム形成を見極め

2014年2月4日 08:10

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記事提供元:フィスコ


*08:10JST 日本株見通し:全面安商状へ、日経平均14000円近辺ボトム形成を見極め

4日の東京市場は波乱の展開になろう。3日の米国市場はNYダウが300ドル超の大幅な下げとなった。1月のISM製造業景況指数が8カ月ぶりの低水準となるなど、景気の先行きに対する警戒感から幅広い銘柄に売りが広がった。シカゴ日経225先物清算値は大証比420円安の14140円と大幅に下げており、日経平均はこれにサヤ寄せする格好からのギャップ・ダウンになろう。

また、為替市場で円の対ドル相場が一段と上昇し、一時1ドル100円台に突入するなど、約2ヵ月半ぶりの円高・ドル安水準となる状況も嫌気されよう。押し目買い意欲も後退するなか、日経平均はオーバーシュート気味に下に振れやすいと考えられ、14000円の攻防となりそうだ。

物色については内需系にシフトしやすい面があろうが、アベノミクス相場で買われていた金融関連セクターや不動産など金融緩和メリット株に対しては、海外勢のポジション圧縮による断続的な売りが継続しそうである。

また、3日の東京市場では中小型株の弱い値動きが目立っていた。世界的なリスク回避の流れが日本の株式市場へも影響を与えているが、個人主体の中小型株へも影響が出てきている。NISA需要など潜在的な買いが下支えとして期待されるが、先駆していたSNS関連などの調整が長引くと、需給懸念によって参加意欲を後退させそうだ。

まずは日経平均の14000円近辺でのボトム形成を見極めたいところ。全面安商状になりそうだが、決算を手掛かりとした業績相場となるなか、好決算銘柄の選別物色による資金集中がみられよう。本日はトヨタ<7203>の決算が予定されているが、来期業績の拡大期待を高める内容などから、調整ムードを払拭してもらいたいところである。《TN》

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