大王製紙、不快な臭いを香りに変えるおむつを発売

2014年1月14日 15:05

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記事提供元:フィスコ


*15:05JST 大王製紙、不快な臭いを香りに変えるおむつを発売
大王製紙<3880>は、ベビー用紙おむつ「GOO.N(グーン)」に不快な臭いをせっけんのような香りに変える新機能を加え、2月1日から全国で発売する。新商品名は「GOO.N アロマジック」。
不快な臭いを香りに変えるベビー用紙おむつは国内初となる。
「GOO.N アロマジック」は「ハーモナイズド香料」と呼ばれる香料を使用し、内包する消臭カプセルが尿に反応して香料を放出すると同時に、臭いそのものを閉じ込める。サイズはM、L、ビッグの3種類、36~52枚入りで、価格は従来品より15%程度高い1180~1280円。
国内では出生人口の減少によりベビー用紙おむつ市場の縮小が見込まれているため、高付加価値品の投入で客単価のアップを狙うという。
自宅でのゴミ袋での保管時や外出先で使用した後の臭い対策なら、消臭効果を高めるだけでいいような気がするが、昨今、柔軟剤など「匂い」にこだわる若いお母さんが増えている。そのような顧客層をターゲットにした商品だとすれば、消費拡大も十分期待できそうだ。《YU》

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