日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は367円安、ファーストリテなどが引き続き弱い

2014年1月14日 12:56

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記事提供元:フィスコ


*12:56JST 日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は367円安、ファーストリテなどが引き続き弱い

【日経平均は300円超の下落、ファーストリテなどが引き続き弱い】

12時55分現在の日経平均株価は、15544.66円(前日比-367.40円)で推移。日経平均は小幅ながら前引け値から下げ幅を広げて始まっている。ランチタイムの225先物は15550-15580円レベルでのこう着が続いている。昼のバスケットは小幅に買い越しとの観測。円相場は1ドル=103円50銭、1ユーロ=141円40銭と円安に振れて推移している。

セクターでは、引き続き33業種全てが下落しており、証券、保険、海運、鉱業、その他金融、その他製品、ガラス・土石、輸送用機器、不動産などの弱さが目立っている。売買代金上位では、JT<2914>、シグマクシス<6088>、ミクシィ<2121>、ホットリンク<3680>、マイクロニクス<6871>などが堅調。指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>、ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>、ホンダ<7267>、京セラ<6971>などが引き続き弱い動きをみせている。

【ドル・円は103円43銭付近、過去最大規模の経常赤字で下げ渋る展開】

ドル・円は103円43銭付近で推移。ここまでのドル・円は、103円01銭から103円48銭で推移。ドル・円は、東京株式市場が弱含みに推移しているものの、日本の11月の経常赤字が過去最大規模を記録したこと、買収案件などから下げ渋る展開。ユーロ・ドルは、1.3656ドルから1.3670ドルで推移。欧州中央銀行(ECB)によるストレステスト(健全性審査)への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・円は、140円93銭から141円31銭で推移。

【経済指標】

日・11月経常収支:-5928億円(予想:-3689億円、10月:-1279億円)

12時55分時点のドル・円は103円43銭、ユーロ・円は141円32銭、ポンド・円は169円44銭、豪ドル・円は93円46銭付近で推移。上海総合指数は、2020.94(前日比+0.57%)で前引け。《KO》

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