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スター・マイカ 2013年11月期は良好な市場環境を背景に過去最高益を達成
*08:56JST スター・マイカ---2013年11月期は良好な市場環境を背景に過去最高益を達成
中古マンション事業のスター・マイカ<3230>は10日、2013年11月期の通期決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比5.3%増の135.43億円、営業利益が同17.0%増の18.03億円、経常利益が同24.4%増の12.30億円、純利益が同38.2%増の7.44億円と増収増益となり、純利益では過去最高益を達成した。
良好な市場環境を背景に、主要3セグメント全てにおいて増益となった。とりわけ、主力の中古マンション事業が過去最高益を達成するなど好業績を牽引した。中古マンション事業では、付加価値の高い物件作りに注力したことにより利益が増加したことに加えて、保有物件の増加に伴い、安定的な賃貸利益を確保できた。インベストメント事業では、保有不動産の売却が減少したため減収となったものの、積極的な収益不動産への投資を継続したことにより増益となった。アドバイザリー事業においては、仲介手数料収入、賃貸管理収入の増加により、増収増益となった。
進行中の2014年11月期は、引き続き良好な市場環境が見込まれるなか、事業を積極的に拡大する。中古マンション事業では、賃貸中の中古ファミリーマンション市場で競争優位性の高い取引を進め、安定的に保有物件を積み上げる。インベストメント事業では、保有物件の安定稼働に注力しつつ、収益の安定性を重視した投資を実行する。アドバイザリー事業については、中古マンション事業の周辺業務へ一層注力し、外部顧客からの仲介業務、賃貸管理業務及び建物管理業務を拡大させる。
2014年11月期の業績予想は、売上高が前期比5.2%増の142.51億円、営業利益が同8.2%増の19.51億円、経常利益が同8.1%増の13.30億円、純利益が同7.8%増の8.02億円を見込んでいる。
同社は、マンションを1室単位から売買する中古マンション事業、住居系不動産を中心に投資を行うインベストメント事業、投資家・不動産保有者・住宅購入顧客に対してアドバイザリー・サービスを提供するアドバイザリー事業を手掛ける。《FA》
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