《注目銘柄を探る》移植用iPS細胞を培養する新方法、山中教授ら開発

*11:15JST 《注目銘柄を探る》移植用iPS細胞を培養する新方法、山中教授ら開発
人への移植治療に適した安全性の高いIps細胞を培養する新しい方法を開発したと、京都大iPS細胞研究所長の山中教授らのチームが8日、科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表したと報じられている。
培養に動物のウイルスが入り込まない材料を使い、培養の効率も上がったという。iPS細胞の培養には、培養の下地や培養液に、マウスの細胞や牛の血清を含む材料が使われている。研究チームは、動物由来の成分を含まない合成たんぱく質などから作った下地や培養液を開発し、培養の効率を30倍以上に引き上げることに成功したと伝えている。

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