日本株見通し:ファーストリテの決算、欧州系の売り動向に注目

2014年1月9日 08:02

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記事提供元:フィスコ


*08:03JST 日本株見通し:ファーストリテの決算、欧州系の売り動向に注目

9日の東京市場は、8日の大幅反発に対する利益確定の流れが先行しそうだ。8日の米国市場はADP雇用報告が予想を上回ったものの、連邦公開市場委員会(FOMC)議事録内容を受けて利益確定の売りが広がった。10日の米雇用統計の結果を見極めたいとのムードもあり、主力大型株などは手掛けづらくなる。シカゴ日経225先物清算値は大証比95円安の16015円であり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好になろう。

また、大引けには指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>の決算が予定されている。明日のオプションSQへの影響も意識されやすく、強弱感が対立することが考えられる。ただし、先物市場では大発会にみられた欧州系からの大量売りが一巡し、8日に買い越しへ転じていた。先物の動向に振らされやすいなか、欧州系の売りが一服となれば、日経平均は16000円処での底固めから、リバウンドが強まる可能性もありそうだ。

物色の流れとしては個別対応が予想される。小売企業などの決算が本格化しているほか、米国についても来週から決算発表が本格化してくる。業績を手掛かりにした物色が中心になりそうである。キヤノン<7751>は13年12月期営業益が従来予想を下回るとの観測が報じられており、嫌気売りが警戒される。一方、ソニー<6758>は米国でクラウドコンピューティングを利用した新ゲームサービス「プレイステーション(PS)ナウ」を今夏開始すると発表しており、注目されよう。《TN》

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