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【中国の視点】地下室の住人「鼠族」が急増、出稼ぎ労働者の境遇が悲惨すぎる
記事提供元:フィスコ
*08:04JST 【中国の視点】地下室の住人「鼠族」が急増、出稼ぎ労働者の境遇が悲惨すぎる
外国メディアによると、北京市に長期滞在している出稼ぎ労働者約770万人のうち、約20%が地下室など劣悪な環境で暮らしているという。北京など主要都市の不動産価格の高騰に伴う賃貸相場の上昇や、職を見つけやすいことで都市部への人口流入が増加していることが背景にある。
地下室には光が入らないほか、防火、衛生面なども法律で定められている基準を満たしていない。こうした地下室などで暮らしている人々は中国で「鼠族」と呼ばれている。比較的に低賃金で働いている出稼ぎ労働者は正規の住宅を借りられず、少々危険でも地下室などで暮らさざるを得ない。
米不動産サイトの価格データで計算すると、中国人が北京市で住宅を取得するのに必要な勤務年数は、米国人がニューヨーク市で住宅を買うのに必要な年数の3倍以上になる。
社会学者は、出稼ぎ労働者が中国都市部の発展に多大な貢献を捧げてきたと評価。こうした人々の処遇を改善しなければ、貧富格差が一段と拡大するほか、不満から生じた反社会的な行動に走る危険性があると警告した。中国政府は都市部の出稼ぎ労働者など社会の弱い立場の人々の援助をもっと強化する必要があるほか、平等な福祉厚生制度を早急に導入すべきだと強調した。《ZN》
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