27日の香港市場概況:続伸も上値は重い、年末要因で商いも低水準に

2013年12月27日 17:32

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記事提供元:フィスコ


*17:32JST 27日の香港市場概況:続伸も上値は重い、年末要因で商いも低水準に

クリスマス休暇明けとなった27日の香港市場では、主要指数のハンセン指数が続伸となり、前営業日比63.69ポイント高(+0.27%)の23243.24で取引を終えた。一方、H株指数(本土企業株で構成)は同4.33ポイント安(-0.04%)の10830.10、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同12.34ポイント高(+0.27%)の4537.62だった。

ハンセン指数は総じて堅調に推移した。前日の米国株高が支援材料。また、中国の金融市場で短期金利が下落したことや、これを受けた本土株の上昇も追い風となった。ただ、足元で警戒されていた流動性問題を巡り、来月末の旧正月連休まで楽観視できないとの見方もあって上値も限定的だった。年末要因などから商いも低迷し、売買代金は386億HKドルと、半日立ち会いを除いて今年2番目の低水準だった。

ハンセン指数の構成銘柄では、テンセント(00700/HK)が2.98%高。米国株高の流れから、指数ウエート最大のHSBC(00005/HK)も0.48%上昇した。半面、中国工商銀行(01398/HK)など本土系銀行株が軟調。中国中煤能源(01898/HK)など石炭株の一角も安かった。資源税の課税方法変更が報じられ、税負担が増加するとの観測が嫌気された。

ハンセン銘柄以外では、広州汽車集団(02238/HK)が5.20%安、東風汽車集団(00489/HK)が4.42%安。安倍晋三首相の靖国神社参拝を受けて、販売への影響が警戒された。広州汽車はトヨタ自<7203>、ホンダ<7267>と、東風汽車は日産自<7201>、ホンダとそれぞれ合弁生産を展開している。

一方、中国国際コンテナ(02039/HK)が15.22%高と大きく上昇。同社は連休前の24日、大株主などを引受先とした第三者割当増資の実施を発表した。ゴールドマン・サックス(GS)では、1株利益が約5%希薄化されるものの、純負債比率の大幅な低下など、経営体力の強化や財務の健全化につながるとして前向きに評価している。《KO》

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