ホンダの小型ジェット機は「航空業界のシビックを目指す」

2013年12月25日 15:33

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記事提供元:フィスコ


*15:33JST ホンダの小型ジェット機は「航空業界のシビックを目指す」
ホンダ<7267>は23日、開発中の小型ジェット機「ホンダジェット」(操縦士を含め6人乗り)について、米国の航空機事業子会社ホンダ エアクラフト カンパニーが米国連邦航空局(FAA)から型式検査承認を取得したと発表した。
型式検査承認を取得すると、今後1年間は試験機にFAAパイロットが搭乗して型式証明の取得に向けた最終的な認定飛行試験を実施できることになる。型式証明の取得時期は、2015年1~3月となる予定で、2015年の量産開始に向けた準備が整うことになる。
ホンダのジェットエンジンの研究開発は1986年に基礎技術研究センター設立でスタート。2003年12月にHF118エンジンを積んだ「ホンダジェット」が初飛行に成功した。2006年に量産型HF120を搭載した「ホンダジェット」の生産販売に乗り出すと発表し、同年から受注を開始した。2009年から型式認定試験を開始し、当初、2010年中に1号機の引き渡しを計画していたが、FAAからの認可が下りず、計画が延期されていた。
エンジンは提携先の米ゼネラル・エレクトリック(GE)で量産をスタートさせ、年80~100機を生産する計画だ。
ホンダジェットは、特許技術である主翼上面エンジン配置や自然層流翼、複合材製胴体の製造方法などの様々な最先端技術を取り込み、同クラス最高の速度、室内容積、燃費性能の高さに加え、耐久性の高さや低騒音、低エミッション性という環境性能の高さを実現した。
ホンダの小型車「シビック」に例え、「航空業界のシビックを目指す」というが、どこまでシェアを広げることができるか注目したい。《YU》

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