【引け後のリリース】シンワアートが「日本刀オークション」など好調で増額修正

2013年12月16日 17:11

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■黒字化の業績変化妙味を背景に5月高値を試す可能性

  美術品オークションのシンワアートオークション <2437> (JQS)は16日の大引け後、第2四半期の業績予想(6~11月)の増額修正を発表し、連結営業利益は従来予想の600万円の見込みを6200万円に増額し、純利益は同じく600万円の赤字見込みを5200万円の黒字見込みに増額した。決算発表は1月10日の予定。高額消費の回復を背景に当面の業績動向が期待される。

  発表によると、この期は、特別開催の「日本刀オークション」や「富本憲吉記念館 辻本勇コレクション」が当初予想を上回る結果となり、また、当社の主力である近代美術オークションにおいても出品点数、落札単価ともに当初予想を上回った。増額後の予想1株利益は10円15銭。なお、通期の業績予想については現在精査中で、第2四半期の決算発表時に公表するとした。

  株価は昨年11月の210円台から上値を追う展開となり、今年5月に940円まで上昇。その後は600円前後でもみ合い、本日の終値は636円(12円安)。予想1株利益10円15銭からみたPERは60倍を超えるものの、黒字化という業績変化妙味があるため、5月高値を試す場面がありそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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