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注目銘柄ダイジェスト(前場):グリー、清水建設、ラック、ホットリンクなど
*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):グリー、清水建設、ラック、ホットリンクなど
グリー<3632>:1138円(前日比+149円)
一時ストップ高。特に目立った材料は観測されないが、ゲーム関連物色が活発な中、売り方の買い戻しが上昇の原動力になる形のようだ。信用倍率は0.5倍台、踏み上げ期待などは高まりやすいようだ。ミクシィ<2121>、エイチーム<3662>などがストップ高買い気配となっており、ゲーム関連物色の刺激につながる形。本日はDeNA<2432>、KLab<3656>、ユニデン<6815>などゲーム関連が上昇率上位を占める格好となっている。
清水建設<1803>:481円(同+14円)
大幅続伸。クレディ・スイス(CS)では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も450円から530円に引き上げている。工事損失引当金の減少や建築事業での新規受注案件の受注時採算の改善を背景に、来期の建築事業の粗利益率は改善が予想されるとしている。来期以降の業績予想を上方修正、コンセンサス予想を大きく上回ると考えている。
Dr.シーラボ<4924>:317000円(同-26000円)
急落。同社は前日に第1四半期の決算を発表、マイナス材料視されている。営業利益は11.7億円で前年同期比17%減益、上半期計画は7%増益見込みであり、低調なスタートとなる形へ。足元で上昇傾向が強まったこともあり、失望売りが優勢となっている。なお、三菱UFJでは、第2四半期以降の販売回復を見込むとして、買い推奨の投資判断を継続している。
安川電機<6506>:1459円(同+35円)
3日続伸。ゴールドマン・サックス(GS)では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も1300円から1530円に引き上げている。来期にかけては、本業のACサーボ、インバーター、ロボットなどの数量増が予想され、太陽光向けのパワコン反落をカバーすると考えているようだ。来期営業利益は従来予想の280億円から325億円にまで上方修正へ。
テラ<2191>:2864円(同+94円)
反発。がん分野の再生医療製品の実用化に乗り出すと報じられたことが材料視されている。2014年度に樹状細胞ワクチンと呼ばれるがんワクチンの臨床試験を開始し、厚生労働省の承認が得られれば量産する見込み。政府が再生医療の普及を進めるための関連法を成立させたことで、企業が再生医療に使う治療用の細胞を培養することが可能になったことが背景と。
メドレックス<4586>:2291円(同+246円)
買い優勢。消炎鎮痛貼付剤「ETOREAT」の第3相臨床試験について、米国で被験者への投与が開始されたと発表したことが好感されている。今回の試験は二重盲検法によって行われ、被験薬と対照薬の割り付けを明らかにするキーオープンは、当初の計画通り14年12月期第2四半期中となる見込みと。なお、業績に与える影響は現在精査中としている。
ラック<3857>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。KDDI<9433>と事業拡大に向けた業務・資本提携の強化を発表したことが材料視されている。同社が提供するセキュリティサービスを、KDDIが提供するクラウドやモバイルなどのサービスへ組み込み、セキュリティ運用を含めてワンストップでサービスを提供する。なお、これに伴い、KDDIの出資比率は5.29%から31.1%へと上昇する。
ホットリンク<3680>:8670円
昨日マザーズ市場へ上場し、初値は公開価格の約2.7倍となる7170円となった。ネット関連の位置付けとなるIPO銘柄であったほか、ビッグデータ関連のテーマ性などにも関心が高まり人気化に。なお、いちよしでは投資判断を付与していないものの、ビッグデータ活用の需要拡大を背景に、SaaSやソリューションが堅調に推移するとコメントしている。《KO》
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