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20男性の4人に1人、「年末年始の楽しみ全くない」
一方で20代男性の4人に1人は、「お正月休みの楽しみが1つもない」と考えていることが、クロス・マーケティングの調査で分かった。[写真拡大]
今年の年末年始休暇は、カレンダー通りなら9日間。昨年より増える人が多い。帰省や初詣など、お正月ならではの行事を楽しみにしている人も多いだろう。
一方で20代男性の4人に1人は、「お正月休みの楽しみが1つもない」と考えていることが、クロス・マーケティングの調査(※注)で分かった。「楽しみがない」20代男性は、同世代女性の2.5倍にのぼる。
年末年始を一緒に過ごす予定の人を尋ねると、全体では「配偶者」が57%と最も多く、次いで「自分・もしくは配偶者の親」46%、「子ども」44%など、家族と過ごす人が多数派となっている。一方20代では「友人」と過ごす人も20%と、他の世代より高かった。ただし20代男性にかぎってみると「1人で過ごす」が19%と、同世代女性の2%と比べてその差が際立っている。年末年始に帰省せず、友人とも会わない若年男性はそれほど珍しくない。
「休暇中の1番の楽しみ」について尋ねると、全体では「ゆっくり休むこと」が32%と最も多く、20代についてもほぼ同じ結果となっている。ただし、20代男性で「楽しみが1つもない」と答えた人は26%と4人に1人。同世代女性の2.5倍にのぼった。他方、「普段は会えない友人に会うのが楽しみ」という20代男性は、同世代の女性よりも多い。若い男性は、お正月の楽しみが全くない人と、ゆっくり休んだり友人や家族と会ったりするのが楽しみ、という人に二極化している。
そんな男性たちに対し、女性は「恋人」や「家族」と過ごす割合がやや高くなっている。そのため「カウントダウン・初詣などのイベント」や、年越しそば・おせち料理などの「食事」を楽しみにする人が多い。お正月は家族と過ごす若者が多いものの、男性は1人、または普段会えない友人、女性は恋人と過ごす人が目立つようだ。(編集担当:北条かや)
(※注:クロス・マーケティング「年末年始休暇に関する調査」、対象は全国の20~69歳の男女。一都三県在住者500名、地方在住者600名)
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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