【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルファに動意、6月から続くモミ合い上放れのタイミング接近

2013年11月20日 09:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  店舗販促用POP広告のアルファ <4760> (JQS)の株価が調整一巡感を強めている。低PBRに見直し余地があり、モミ合い上放れのタイミングが接近しているようだ。

  店舗販促用POP広告の企画・制作事業などを展開し、メーカー・小売のタイアップ企画である消費者向け販促キャンペーンの受注や、デジタルサイネージ(デジタル技術を活用した広告媒体)を組み込んだ新販促商品・サービスの企画・提案を強化している。

  今期(14年8月期)の業績(非連結)見通しについては、売上高が前期比2.7%増の72億円、営業利益が同79.3%増の1億05百万円、経常利益が同53.3%増の1億円、純利益が同70.3%増の50百万円としている。デジタル分野と連動した高付加価値企画提案活動を強化し、別注製品・商品での消費者向けキャンペーンの受注増や、イベント関連の景品受注増を見込んでいる。前期は飲料メーカー・サービス業向け景品のスポット受注が落ち込んで減収減益だったが、今期は収益改善が期待される。

  株価の動きを見ると、10月以降は概ね安値圏160円~165円近辺の小幅レンジでモミ合う展開のようだ。ただし終値ベースで160円台を維持して下値固めが完了し、足元では水準切り上げの動きを強めている。11月19日は前日比4円(2.45%)高の167円まで上伸した。調整が一巡した可能性があるだろう。

  11月19日の終値167円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS6円21銭で算出)は27倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は3.0%近辺、実績PBR(前期実績BPS281円18銭で算出)は0.6倍近辺である。

  日足チャートで見ると、戻りを押さえていた25日移動平均線を突破した。また週足チャートで見ると52週移動平均線がサポートラインの形であり、モミ合い煮詰まり感を強めている。低PBRに見直し余地があり、調整一巡してモミ合い上放れのタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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