最新自販機で販売不振を跳ね返すことができるか

2013年11月18日 15:10

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記事提供元:フィスコ


*15:10JST 最新自販機で販売不振を跳ね返すことができるか
次世代の高性能自販機が九州にも登場し始めた。
次世代自販機は、2010年に渋谷駅と池袋駅に設置されてから全国で続々と設置されている。従来の自販機と違い商品サンプルは並んでおらず、大型のタッチパネルディスプレイを搭載。人が自販機に近づくと表示がストアモードに切り替わり、従来のような商品ラベルや値段の一覧画像が表示される。選択した商品を大きく表示して商品の詳細な情報や裏側を表示できるものもある。自販機上部のセンサーで年代・性別といった利用者の属性を判定して、気温や時間帯も考慮し属性ごとにお薦め商品を表示する。利用者は画面をタッチして商品を購入する。
属性情報を含むPOS情報はネットワークを通じてサーバーに蓄積して、マーケティングデータとして活用される。売り切れると、その商品の画像を消したり配送を指示したりできる。
今回九州で設置される自販機は、商品を選ばずにお金を返却させると「エーッ」と声が出たり、ボウリングなど3種類のゲームも楽しめるという。
日本自動販売機工業会によると、2012年の清涼飲料水の自販機普及台数は2003年と比べてほぼ横ばいだが、販売額は15%減となっている。
激安自動販売機や安売り店の増加や消費増税など自販機の販売には逆風が吹いている。
次世代自販機の様々な機能が定価販売の割高感よりも利用者の興味を引くことができなければ、自販機業界の厳しい状況は続くだろう。《YU》

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