世界最大の人権擁護団体が記念コンサートを計画

2013年10月30日 18:18

印刷

記事提供元:Billboard JAPAN

 80年代後半にブルース・スプリングスティーンやスティング、ピーター・ガブリエル、U2などをフィーチャーしたコンサートやワールドツアーを開催した国際人権擁護団体“アムネスティ・インターナショナル”が、第25回の記念コンサートを計画していることが明らかになった。先週、クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシーのロサンゼルス・オフィスでの会議で話し合いが行なわれたそうだ。

 CBGBとコンサート・プロダクションのCBGBプロダクションズの共同オーナー、ティム・ヘイズは、開催の時期、場所、出演者などの詳細は数週間のうちに明らかになると米ビルボードに伝えている。

 ヘイズは「アムネスティ・インターナショナルが再びコンサートを開催するにあたり、10月24日には世界の大手エージェントやマネージャーたちが同アイデアを温かく受け入れてくれた。現在のところ、少なくとも2大陸でショーを催す予定だ」などと話している。

 アムネスティ・インターナショナルのコンサートは、1985年の【ライヴエイド】と並び、現代のチャリティ・コンサートのモデルとして今日でも広く称賛されており、このデジタル時代にも基盤を広げる可能性を持ったものだ。

 同イベントはスティング&ザ・ポリス、U2、ピーター・ガブリエル、ブライアン・アダムス、ジョニ・ミッチェル、ルー・リードをヘッドライナーに迎え、1986年の夏に行なわれた6つの【コンスピラシー・オブ・ホープ】コンサートが基盤となっており、その後、1988年の【ヒューマンライツ・ナウ】をはじめとし10年間にわたりコンサートが続いて開催された。

 アムネスティ・インターナショナルは世界最大の人権擁護団体で、150か国以上における何百万人もの支援者、活動家、ボランティアが世界中で運動を行なっている。

■関連記事
アヴリル待望の新作がiTunesで全曲視聴実施
“最強ガール”ケイティ・ペリーが見事に首位返り咲き
ブライト・アイズ 幻のクリスマス・アルバムが日本でもリリースに
ブラウンアイドソウル デビュー10周年記念シングルをリリース
「ニホンダイスキ!」ケイティ・ペリーを空港で200人のファンがお迎え

※この記事はBillboard JAPANより提供を受けて配信しています。

関連記事