日立:今中間期の純利益は9%増、中国の昇降機や海外の空調・白物家電の伸長により増収増益

2013年10月29日 17:02

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【10月29日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 日立製作所(東・名:6501)が29日に発表した2014年3月期第2四半期の連結決算(米国基準)は、純利益が前年同期比9%増の327億円だった。中国での昇降機事業等が好調だった社会・産業システムをはじめ、海外を中心に空調機器や白物家電が伸長したデジタルメディア・民生機器部門も好調に推移した。さらに、自動車関連市場の回復や事業構造改革の効果等により高機能材料部門が回復。建設機械や情報・通信システム部門も前年同期実績を上回った。純利益は16四半期連続で黒字となった。

 売上高は同3%増の4兆4706億円、営業利益は同6%増の1734億円だった。

 通期業績予想に修正はない。【了】

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※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。

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