【じっくり投資コーナー】アイネットは期待のデータセンター完成で見直し、株価好位置でモミ合う

2013年10月28日 09:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  独立系の情報処理中堅で受託システム開発が主力のアイネット <9600> の株化は、年初来高値が845円(5月)、同安値が616円(2月)で前週末25日は731円と高値安値の中間値(730円)に位置している。

  24日付の日本経済新聞社が、『同社が横浜市内に建設していた同社として4棟目のデータセンターが完成した。クラウドサービスの拠点として活用することで、従来のデータセンターよりも床面積当たりのサーバーの数を2割近く増やせるほか、サーバー当たりのデータ処理能力を10倍程度に高められる。年内に稼働する』と伝えている。

  スマートフォンで社内情報を共有したり、カメラを通して動画で相談ができたりするクラウドサービスを開始するなど、新センターとの相乗効果を狙うもようで、同社が営業益2ケタ増益の連続最高益更新見通しで、割安感があることを見直される可能性があり、中長期で注目したい。

  足元の業績、同社は継続して既存顧客との関係強化や新規顧客の開拓を図り、顧客のIT投資に対する需要を積極的に取り組み、インフラを中心にしたクラウドサービスに共通アプリケーションを加えた新クラウドサービス「Dream Cloud」を開発し、サービス領域を拡大して顧客ニーズに対応。システム開発サービス及び情報処理サービスの売上が増加しており、今3月期売上高は227億円(前年同期比5.2%増)、営業利益は18億9000万円(同22.9%増)、経常利益は17億3000万円(同16.3%増)、純利益は10億円(同13.0%増)と2ケタ増益で連続営業最高益更新見通し。年間配当は25円を予定している。

  株価は、5月9日に年初来の高値845円と買われた後、8月30日安値641円まで調整を挟んで10月11日高値780円まで上昇。同24日安値719円と下げてもみ合いとなっているが、25日移動平均線がサポート、週足一目均衡表の雲の先行スパンが下値として意識されており、トレンドは崩れていない。調査会社のIDCジャパンによると、日本における企業向けのクラウドサービスの市場規模は2012年の3215億円から2017年には1兆4129億円と4倍以上に拡大する見通しで、今期予想PER10倍台と割安感があり、配当利回り3.4%と利回り妙味もソコソコあり、見直し余地は広がる。ここから押し目買い妙味が膨らもう。(N)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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