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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】大和小田急建設は本格出直り、週足下ヒゲ足の底打ち
中堅ゼネコンの大和小田急建設 <1834> の株価は9月の年初来高値圏から反落したが、急騰の反動調整が一巡して出直りの動きを鮮明にしている。20年東京夏季五輪など息の長いテーマとなる建設ビッグプロジェクトが追い風であり、高値圏へ回帰する動きを強めそうだ。
今期(14年3月期)の業績(今期から非連結に移行)見通しは、売上高が623億円(前期連結は633億95百万円)、営業利益が5億80百万円(同2億61百万円)、経常利益が4億90百万円(同2億35百万円)、純利益が2億円(同1億98百万円の赤字)としている。前期悪化した工事採算が改善することに加えて、前期計上した棚卸資産評価損など特殊要因の一巡も寄与する。
第1四半期(4月~6月)の受注高は116億44百万円で、前年同期の連結ベースの86億22百万円に比べて実質的に大幅増加している。主要株主である大和ハウス工業 <1925> や小田急電鉄 <9007> 関連の案件に加えて、公共インフラ補修・更新や建物耐震化工事などの受注増加が予想され、収益改善が期待される。
株価の動きを見ると、20年東京夏季五輪開催決定を材料視して9月11日の329円まで急騰し、反落後は10月8日の231円まで調整した。しかし足元では260円台まで戻して出直りの動きを鮮明にしている。10月23日には前日比8円(3.05%)高の270円まで上伸する場面があった。急騰の反動調整が一巡して再動意の構えのようだ。
10月23日の終値263円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS9円21銭で算出)は29倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期の連結ベースの実績BPS527円14銭で算出)は0.5倍近辺である。
日足チャートで見ると一旦割り込んだ25日移動平均線を回復した。また週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から反発してサポートラインを確認する形となった。息の長いテーマとなる建設ビッグプロジェクトが追い風であり、高値圏へ回帰する動きを強めそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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