【話題】日経平均の週足が『三角保合い』で煮詰まる

2013年10月5日 13:44

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■当面、どちらに放れても単発か、本格展開は『11月』に

  日経平均の週足チャートが、『三角保合い』の形に入っている。しかも、煮詰まりの動きを強めており、どちらに放れるか注目されている。

  三角保合いとは、高値と高値を結んだ上値抵抗線と、安値と安値を結んだ下値抵抗線の中で株価がモミ合うことで、モミ合いの形がフラッグ(三角旗)に似ていることから名付けられている。

  こうした動きは相場環境が、上にも下にも行き難いときに起きることが多い。今回は昨年秋から今年5月まで日経平均が急騰した反動での調整過程にある。アベノミクス人気は相場に織り込んだものの、企業業績が上向いていることから下値に対する抵抗力もある。

  煮詰まっている動きから日経平均は、上か下かのどちらかに放れるタイミングにある。ただ、9月中間決算が発表とならない間に放れた場合は、どちらに放れても単発で終わる可能性は強そうだ。まだ、しばらくは『逆張り』のスタンスで臨むところだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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