【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ソフトクリエイトホールディングス5月高値に接近、ネット通販市場拡大が追い風で上値試す

2013年10月2日 14:52

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ECサイト構築のソフトクリエイトホールディングス <3371> の株価は水準を切り上げて5月高値に接近している。ネット通販市場の拡大が追い風であり、9月25日発表の自己株式取得も支援材料に上値を試す流れだろう。

  ECソリューション事業(ECサイト構築ソフト「ecbeing」販売、ECサイト運用、ECプロモーションサービスなど)を主力に、SI事業(自社グループ開発ソフト「X-point」「AgileWorks」「Assetment」「L2Blocker」販売、基幹系システム受託開発など)や、物品販売事業(法人向けIT機器販売など)も展開している。

  顧客のEC事業立ち上げの戦略コンサルティングから、ECサイトの構築・運用・プロモーションサービスまで、総合的なサービスを提供していることが強みであり、前期までのECサイト構築実績は国内断トツ首位の750社超である。

  アライアンス戦略も強化する方針で、13年5月には日本ユニシス <8056> と資本・業務提携した。また10月1日には、子会社エイトレッドがサイボウズ <4776> のクラウド型サービスウェアとの連携サービスを開始したと発表している。

  今期(14年3月期)連結業績見通しについては売上高が前期比12.5%増の113億円、営業利益が同24.2%増の13億59百万円、経常利益が同10.1%増の13億80百万円、純利益が同10.0%増の7億10百万円としている。開発費、広告宣伝費、人件費などの増加、データセンター移転費用の特別損失計上などが利益圧迫要因だが、機能を一段と向上させた「ecbeingプラスワンシリーズ」が好調であり、新規顧客獲得も寄与する。

  ネット通販市場の拡大を背景として、ECサイト構築・運用の需要は拡大基調である。競争力の高さと市場シェア圧倒的1位の優位性に加えて、高付加価値サービスの投入などで中期的な収益拡大が期待される。

  9月25日に自己株式取得を発表した。取得株式総数の上限37万5000株(自己株式除く発行済株式総数に対する割合2.78%)、取得価額総額の上限3億円、取得期間13年9月26日~14年3月31日としている。なお9月26日~9月30日の取得株式数は0株だった。

  株価の動き(7月1日付で株式3分割)を見ると、680円~700円近辺でのモミ合いから上放れて水準を切り上げた。9月17日には777円まで上伸して、5月の年初来高値798円に接近している。中期成長力を評価する動きだろう。

  10月1日の終値765円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS52円29銭で算出)は14~15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間17円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS401円55銭で算出)は1.9倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドの形だ。5月の高値798円に接近して上値を試す流れだろう(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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