MotoGP世界選手権第14戦アラゴンGP マルケス今季6度目の優勝

2013年9月30日 11:54

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

レース前半、スタートダッシュが決まったJ・ロレンソの背中を追うホンダ勢(M・マルケスとD・ペドロサ)

レース前半、スタートダッシュが決まったJ・ロレンソの背中を追うホンダ勢(M・マルケスとD・ペドロサ)[写真拡大]

 MotoGP世界選手権第14戦アラゴンGPは、9月29日、スペイン・アラゴン州アルカリ郊外のモーターランド・アラゴンで行われ、コースアウトのアクシデントにもかかわらず、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)をかわし、マルク・マルケス(ホンダ)が優勝、今季6勝目を飾った。2位はバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、4位はアルバロ・バウティスタ(ホンダ)5位はステファン・ブラドル(ホンダ)、6位カル・クラッチロー(ヤマハ)が入った。日本の青山は14位でフィニッシュした。

 その結果ランキングポイントは、M・マルケスが、2位のJ・ロレンソに39ポイント、3位ダニ・ペドロサ(ホンダ)は転倒し、ノーポイントとなったため、59ポイントの大差がついた。4位V・ロッシ、5位はC・クラッチローの順。

 レースは、気温23度、路面温度30度のドライコンディションの中で、24周、24人のライダーがスタートした。

 スタートは、2番グリットのJ・ロレンソが好スタート、PPのM・マルケスを抜きトップに立ち、次いで、M・マルケス、3番グリットのD・ペドロサの順でスタート。このレースも前回同様J・ロレンソの先行逃げ切りで始まった。

 3週目に入り早くもV・ロッシが仕掛け、M・マルケスを抜き2位に浮上、3台のマシーンのトップ争いが続く。

 そしてレースの前半にアクシデントが起きた。M・マルケスとD・ペドロサが接触、D・ペドロサが転倒してリタイヤ、M・マルケスは大きくコースアウトし、2秒5のタイムロス。しかしその後、トップのJ・ロレンソに追い付き、トップを奪いそのままフィニッシュ。

 また、特筆すべきはV・ロッシの表彰台に賭ける執念であろう。最終ラップまでA・バウティスタ、ブラドル、クラッチローらと激しい3位争いを展開し、見事それを制した。6万1千人の大観衆を沸かせたその迫力は見事だった。 (編集担当:犬藤直也)

■関連記事
MotoGP第13戦サンマリノGP ロレンソ今季5度目の貫録優勝
MotoGP第12戦イギリスGP 4連勝のマルケス抑えロレンソ優勝
MotoGP第11戦チェコGP マルケス4連勝
第10戦 米・インディアナポリスMotoGP マルケス3連勝
第9戦アメリカMotoGP 史上最年少初の連続優勝マルケス

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連記事