米政府機関閉鎖の可能性強まる

2013年9月30日 10:38

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記事提供元:フィスコ


*10:38JST 米政府機関閉鎖の可能性強まる
米議会は暫定予算案のギリギリの応酬を続けているが、オバマケアを巡って民主党主導の上院と共和党主導の
下院が譲らず、期限切れが濃厚となってきた。ロジャー・アルトマン元財務次官(有力な政府アドバイザーとして知られる)が米CNBCインタビューで示した見方は以下の通り。

1、米政府機関のシャットダウンは不可避。1週間程度の期間で、債務上限引き上げ交渉が展開される。
2、過去40年に17回、シャットダウンされており、それ自体は懸念材料ではない。
3、本当に怖いのは債務上限引き上げ交渉で、最終期限は10月末(ルー財務長官の言う10月17日ではない)。
4、下院共和党はどのような法案を示しても、頑なに合意形成しない姿勢にある。その時点で、米国はデフォルトに
ギリギリのところまで追い詰められる。
5、ワシントンDCの連中は「少々、市場が荒れた方が議員達も性根を入れ替えて債務上限問題に取り組み易くなる」
と考えている。
6、市場はこのチキンレースを過去にも見てきた。多くの市場参加者は「それまでには何とか解決するだろう」と決めて
かかっている。

既に、10/4の雇用統計など政府統計の公表が延期される可能性があると発表された。10月末には次回FOMCが
開催予定だが、判断できない状況も考えられる。経済的影響を含め、全く不透明かつ無責任な状況に放り込まれる
恐れが出ている。《MK》

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