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米株式:下落、50日移動平均線に近づくなか出来高に欠ける
*23:38JST 米株式:下落、50日移動平均線に近づくなか出来高に欠ける
米株式市場
SP500は23日に18日の上昇分を取り消し、現在週末15日のギャップアップ分に接近している。再度50日移動平均線(1679.85付近)に近づいている。出来高は9月にり2日のレイバーデー、4日から週末までのユダヤ教の新年が終わった後も18日、20日以外は非常に少ない展開が続いている。一方でセクターではこのところ弱い値動きを見せていた銀行が、50ドル付近でのサポートを前に買い戻しの動きが見られるJPモルガン(JPM)を筆頭に反発している。また、スモールキャップでなすラッセル2000にも大きな売りの動きは依然見られない。25日の債券購入は27.5-35.0億ドルと多い。
下院が先週末にオバマケア延期を含む暫定予算案を可決したなかこの予算案の行方に関しては、民主党のリード上院院内総務が24日に「上院はオバマケアを延期しない案を通す」と述べている。なお、25日の上院での採決前に前日午後からテキサス州の共和党クルーズ議員が夜を徹してオバマケアに抗議しているが、これは議事妨害にあたってはおらず正午から予算案採決に当たることになる。他共和党員がクルーズ議員に妨害しないよう説得したもようで、上院の共和党員の間では遅延を策とするよりも速やかに下院に戻した方が共和党にとって得策と見ているもよう。また、下院共和党員は案をオバマケア撤廃ではなく1年の延期に変更する、との見方も報じられている。政府機関封鎖に至るインセンティブは共和党にも民主党・オバマ大統領にも極端に少なく、この可能性は非常に低い。
債務上限に関しては、先のリード議員が前日に「如何なるかたちでも債務上限への交渉はない」と発言。オバマ大統領もベイナー下院議長に「交渉はしない」としているが、下院議長は「歳出削減が必要」との見解を以前から示している。本日朝方にはルー財務長官が議会当てに「10月17日には債務上限に至る」と書簡で示している。
18日に毎月850億ドルでの資産購入維持を発表した連銀関連では、今週は連銀幹部による発言・講演が多く予定されている。25日は引後の東部時間18:00PMから投票権を持つダドリー総裁が講演を予定している。14年で任期を終えた後の退任が予想されているバーナンキ議長の後任に関してはフィッシャー総裁とニューヨーク連銀のダドリー総裁、クロズナー元理事が「イエレン副議長は有能」とコメントしている。サマーズ氏辞退以降は現副議長が最有力と見られているなか、大統領による指名は10月以降になるとの見方が多い。
個別銘柄では、自動車用品小売りのオートゾーン(AZO)が市場予想を上回る決算を発表している。
S&P 500は4.81安の1697.03前後で推移、ナスダック総合指数6.86ポイント安の3758.43ポイント前後で推移、ダウ平均株価は29.57安の15371.81ドル。(日本時間23時25分時点)。《KG》
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