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海外出張の楽しみは、贅沢な機内食が一番
海外出張というのは、どうしてもスケジュールが過密になって、へとへとに疲れることが多い。そんな中で唯一気が抜けるのは、飛行機の中でないだろうか。映画を楽しむのもいいだろう。しかし何といっても一番の楽しみは機内食だ。
デルタ航空は、日米路線のビジネスエリートで提供される機内食メニューのリニューアルを行った。
西海岸行きのフライト(ロサンゼルス、ポートランド、シアトル、サンフランシスコ)に、カリフォルニアのナパ・バレーに拠点を置く人気シェフ、マイケル・キアレッロ氏のメニューを導入した。同氏は、1995年にフード&ワインマガジンにより年間最優秀シェフに選ばれたのをはじめ、これまでに数々の賞を受賞。2012年にはジェームスベアード財団から西海岸最高シェフ(Best Chef: Pacific)に選出されている。
西海岸で数々の人気レストランを経営するキアレッロ氏が考案した機内食メニューは、彼のルーツである南イタリアの料理と、ナパ・バレーの現代的なライフスタイルが融合されている。ファーストコースの前菜と、セカンドコースのサラダ、メインコース3種類がキアレッロ氏による監修だ。
米国本土およびハワイ行きフライトで提供している和食コースでは、日本を出発するフライトにて全面リニューアルを完了したほか、米国発日本行きのフライト(ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、ニューヨーク)でも改良を行い、食材の新鮮な風味を生かした和食を9月末から搭載する。
東海岸・中西部行きフライト(ニューヨーク、アトランタ、デトロイト、ミネアポリス)には、9月下旬より、デルタ航空成田機内食部総料理長、石本正敏氏による新メニューを導入する。
また、機内に搭載するビールの銘柄に新たにサントリーのプレミアムモルツとキリン<2503>の一番搾りを追加した。従来のアサヒ<2502>に加え全てのビール銘柄はエコノミークラスでも無料で提供する。
同社では、日米路線の機内食リニューアルが完了したことを受け、新たに日本とアジアを結ぶ各路線の機内食メニュー刷新プロジェクトを開始し、来年初頭を目処に、新メニューを導入する予定。
デザートには、アイスクリームサンデーやミニケーキ、フルーツなどのほか、チーズ類、各種デザートワインも楽しめる。なお、羽田発の深夜便では、深夜の食事時間を短縮し、早めに休めるように、サービス時間を短縮した別メニューの食事を提供している。メニューは3サイクルあり、1ヶ月毎に変わる。(編集担当:久保田雄城)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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