【業績でみる株価】キムラユニティーは売上、利益とも最高に、1株利益100円時代接近で最高株価挑戦へ

2013年9月18日 14:43

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  キムラユニティー <9368> の直近、2013年3月期の年間売上は387億3600万円で、その内訳は『物流サービス事業』、『自動車サービス事業』、『情報サービス事業』、『人材サービス事業』という4つのセグメントで構成される。とくに、主力は物流サービス事業で売上構成比率は67.1%を占めている。

  1881年(明治14年)の創業以来、物流サービスと共に歩み成長してきた創業来の事業である。とくに、トヨタ自動車との取引開始により大きく成長。さらに、車両整備事業、保険代理店事業、情報サービス事業、車両リース、駐車場事業、カー用品販売事業などの自動車関連事業を加え、自動車産業の発展と共に成長してきたといえる。現在、トヨタグループの売上が全体の約38%占めている。

  一方、2010年10月には千葉県に市川事業所を開設し楽天物流(株)が運営する物流センターでの物流業務を開始。さらに、2011年6月に千葉県・八千代事業所を開設しTOTOが運営する物流センターでの物流業務を始めるなど新規拡販に取組んでいる。とくに、トヨタ自動車との取引によって培われた品質と効率重視が新規分野展開の基礎となっている。

  赤字決算は一度もなく堅実経営を誇る同社もさすがにリーマンショックの影響は受けた。赤字こそならなかったが2009年3月期には営業利益がそれまでの13億円台から2億3400万円まで落ち込んだ。しかし、その後の業績は急回復、リーマンショック直前の2008年3月期の売上405億4500万円、営業利益13億3700万円は今期(2014年3月期)予想で売上406億円、営業利益15億5000万円と売上、利益とも最高を更新する。

  1株利益でも2008年当時の57.3円を今期は82.8円と上回り、配当は当時の年20円に対し今期は年22円の予定である。

  海外についても米国に1社、中国に2社の子会社、ブラジル、タイ、メキシコに合弁会社4社を展開している。物流請負のNLS(ニューロジステックスサービス)における新規顧客拡大も期待される。

  2009年3月末に723円だった株価は2013年3月末には926円と上昇、5月3日には1030円と2007年12月以来の4ケタに乗せた。足元では990円前後で推移している。

  配当利回り2.2%、株主優待も厚い。PERは11倍台にすぎず指標割安である。中期経営計画では2015年3月期に営業利益18億円、1株利益94.4円の見通しで、とくに1株利益の100円が目前となる。配当性向30%の方針から増配も期待される。

  上場は1995年で株式分割修正チャートでの最高値は2006年8月の1600円。今後、1株利益100円台の期待が高まれば最高値に挑戦が十分期待される。中期投資にはぴったりの銘柄といえるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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