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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】マーベラスAQLは4営業日続伸、8月高値に急接近
総合エンタテインメントのマーベラスAQL <7844> の株価は8月高値後の上げ一服局面だが、堅調に推移している。9月末の株式分割に向けて短期調整が一巡し、上値を試すタイミングだろう。
11年10月にマーベラスエンターテイメント、AQインタラクティブ、ライブウェアの3社が経営統合した。現在はオンラインゲーム開発などのオンライン事業、家庭用ゲーム機向けソフト開発などのコンシューマ事業、アニメ映像商品やミュージカル公演などの音楽映像事業を展開している。
マルチコンテンツ・マルチユース・マルチデバイス戦略を基軸とする総合エンタテインメント企業として、話題性の高いコンテンツの提供とサービスの強化に取り組みM&Aも積極活用している。13年1月にはゲームソフト開発のエンタースフィアを子会社化し、3月には米社からオンラインゲーム事業を事業譲渡によって取得した。
■第2四半期を増額、通期にも期待できる
今期(14年3月期)の連結業績見通しについては、8月7日に第2四半期累計(4月~9月)を増額修正したが、下半期の情勢が不透明として通期見通しは前回予想を据え置き、売上高が前期比13.8%増の200億円、営業利益が同24.5%増の29億円、経常利益が同24.3%増の28億90百万円、純利益が税負担正常化で同7.8%減の17億70百万円としている。
コンシューマ事業では、反動減を見込んでいた前期発売ソフトのリピート受注が想定以上に好調であり、5月発売のPS-VITA向けソフト「ヴァルハラナイツ3」の好調も寄与する。オンライン事業では、新規タイトルのリリースに伴う初期費用の増加が利益圧迫要因だが、主力の「ブラウザ三国志」などが堅調に推移しているようだ。新規タイトルも寄与して通期増額の可能性が高いだろう。
なお5月24日に株式分割と単元株制度の採用を発表している。9月30日を基準日(効力発生日10月1日)として1株を100株に分割し、単元株数を100株とする。株式分割後の配当予想は年間12円(期末一括)となる。
株価の動きを見ると、第2四半期累計の増額修正も好感して8月9日に年初来高値となる6万9300円まで上伸した。その後は上げ一服の形だが、高値圏の6万円近辺で堅調に推移している。好業績見通しを評価する流れに変化はないだろう。
9月13日の終値6万1100円を指標面(10月1日付の株式分割前)で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS3311円19銭で算出)は18~19倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想年間1200円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績連結BPS2万6円82銭で算出)は3.1倍近辺である。
日足チャートで見ると一旦割り込んでいた25日移動平均線を回復し、週足チャートで見ると13週移動平均線が接近して反発する形となった。強基調に変化はなく、サポートラインを確認して上値を試す動きだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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