【株式評論家の視点】本田通信工業は出直り相場に舵を切る、中期計画が今期からスタート

2013年9月12日 09:53

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  本田通信工業 <6826> (東2)が買い場に位置している。8月26日の高値395円から目先調整に入っていたが、9月10日の354円で底入れを確認、出直り相場に舵を切ってきたところ。ここからの出直り相場の進展に乗る好タイミングと受け取ることができる。

  今2014年3月期の第1四半期は売上げ33億8800万円(前年同期比0.4%増)、経常利益1億7800万円(同47.1%増)となった。主力のコネクタのうち基幹分野であるFA分野が本格回復に至ってはいないものの、通信分野の回復、車載分野及び情報システム分野の伸長により増収益を確保した。

  未公表だった今3月期の9月中間決算については、売上げ69億円(前年同期比1.4%減)、経常利益4億円(同3.0%増)の見通しを明らかにし、今3月期通期では売上げ145億円(前期比4.8%増)、経常利益7億円(同横ばい)の見通しを据え置いた。

  そして今期から「新・中期経営計画DD15」をスタートさせた。多品種少量品が中心の基幹分野では、サプライチェーンの再編、社内業務の高速化。更には新しい技術の導入により、高効率で小気味の良い"多品種少量コンビニ"の確立に取り組む方針だ。

  そうした活動を進め、3つの2ケタを経営目標に置いている。すなわち「基幹分野の2ケタ利益化(営業利益率10%以上)による収益力向上」、「新・旬分野での2ケタ成長(年10%以上の増販)による成長力強化」、「経営効率の向上によるROAの2ケタ化(10%)を目指す。業績の本格向上期入りが評価されていきそう。PBR0.8倍、PER8.6倍と、見直し余地は大きい。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【話題】消費税問題に対する警戒感は後退(2013/09/03)
【話題】消費増税の集中点検会合の行方(2013/08/29)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事