今日の為替市場ポイント:シリア攻撃回避の思惑でリスク選好的な円売りは継続へ

2013年9月11日 08:35

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記事提供元:フィスコ


*08:35JST 今日の為替市場ポイント:シリア攻撃回避の思惑でリスク選好的な円売りは継続へ

昨日10日のドル・円相場は、東京市場では99円47銭から100円19銭で推移。欧米市場では100円47銭まで上昇し、100円38銭で取引を終えた。

本日11日のドル・円は、100円台で堅調推移か。米国によるシリア攻撃は回避される可能性があることから、リスク回避的な円買いは大幅に後退している。日経平均株価の続伸が期待されており、ドル・円は底堅い動きを続ける見込み。

シリアへの軍事介入を巡っては、ロシアのインタファックス通信が、「シリアの外相が、米国による軍事介入を回避するため、化学兵器を国際管理下に置くとのロシアの提案を受け入れることを明らかにした」と伝えた。シリアへの軍事介入は回避される可能性があるとの見方が広がり、リスク回避的な円買いは縮小している。10日に発表された8月の中国鉱工業生産が市場予想をやや上回ったことも意識されているようだ。

報道によると、ロシア外相と米国務長官は12日にジュネーブでシリアについて協議するもようだ。化学兵器を使用したのがシリア政府側でないとするならば、調査報告をまとめた米情報機関は厳しい立場に置かれるだろう。シリアへの軍事介入の可能性は消滅しつつあり、短期的には株高・円安の相場展開が予想される。《KO》

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