概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は4営業日続伸、輸出関連の上昇でブルマーケットに突入

2013年9月10日 09:44

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記事提供元:フィスコ


*09:44JST 概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は4営業日続伸、輸出関連の上昇でブルマーケットに突入
【ブラジル】ボベスパ指数 54251.85 +0.93%
昨日9日のブラジル市場は4営業日続伸。主要指標のボベスパ指数は前営業日比502.43ポイント高(+0.93%)の54251.85で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは63、値下がり10と買いが優勢。石油・ガスを除くすべてのセクターが買われ、中でも消費財や金融が高い。

朝方にマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は徐々に買い戻された。ボベスパ指数はこの日、今年7月3日の終値から20.44%昇し、ブルマーケット(強気相場)に突入。最大の貿易相手国である中国の経済指標が予想を上振れたことが好感され、鉄鉱石最大手のヴァーレ(VALE3)など輸出銘柄に買いが集中した。また、原材料関連の企業が相次いで好決算を発表したことも追い風に。一部メディアの統計によると、原材料生産を手がける企業9社のうち、7社の4-6月期の売上高が予想を上回ったという。

【ロシア】MICEX指数 1451.54 +1.98%
9日のロシア市場は小幅に6営業日続伸。主要指標のMICEX指数は前営業日比28.14ポイント高(+1.98%)の1451.54で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり43、値下がり7と買いが優勢。MICEX指数はこの日、終値ベースで今年3月21日以来の高値を記録した。

朝方は不安定な展開を示したが、その後は上げ幅を急速に拡大させた。好調な中国の輸出統計などが支援材料となり、鉄鋼や石油・ガスなど資源関連が大幅上昇。中国はロシアの最大の貿易相手国であるため、中国経済の失速懸念の後退が投資家心理の改善に寄与したもようだ。また、8月の米雇用統計が市場予想を下振れたことで、米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和の縮小で慎重に対応するとの観測も引き続き支援材料となった。

【インド】休場

【中国本土】上海総合指数 2212.52 +3.39%
9日の上海総合指数は大幅続伸。終値で約3カ月ぶりに2200の大台を回復した。8月の輸出が予想以上に増加するなど、堅調な経済指標が買い安心感につながった。また、外部環境では、2020年夏季五輪の開催決定で東京市場が大幅高となったことや、米国の出口戦略について、慎重に対応されるとの観測が支援材料となった。加えて、当局が銀行の優先株制度を検討しているとの報道を受け、銀行株が大きく上昇して指数をけん引した。《FA》

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