今日の為替市場ポイント:米国がシリア軍事介入を断念した場合

2013年9月10日 08:19

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記事提供元:フィスコ


*08:19JST 今日の為替市場ポイント:米国がシリア軍事介入を断念した場合

昨日9日のドル・円相場は、東京市場では100円11銭から99円41銭まで下落。欧米市場では99円34銭まで下落し、99円57銭で取引を終えた。

本日10日のドル・円は、99円台で推移か。NYダウの大幅高が意識され、日経平均株価は続伸する可能性がある。日米の株高を好感してドル・円は99円台前半で下げ渋る見込み。

シリアへの軍事介入を巡っては、共和党が多数派を占めている下院では反対意見が依然として多いもようだ。オバマ大統領は9日、「議会での承認(シリアへの軍事介入)を確信していない」との見方を示した。市場参加者の間では、大統領のこの発言は無視できない重要なものであるとの見方が広がっている。

9月初旬の時点では、オバマ大統領はシリア攻撃を決断しているとの見方が存在していたが、大統領は議会承認を得ることは極めて困難であると判断したのか。世論の支持があれば、シリア攻撃は確実に実行されるとの見方もあるが、シリア攻撃に反対する議員がこれほど多いことはホワイトハウスにとって想定外だったかもしれない。

米国がシリア攻撃を断念した場合、債務上限などの国内問題を優先的に解決するとの期待が広がっており、NYダウの上昇は、そのような進展を想定しているのかもしれない。《KO》

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