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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリナップは5月高値に接近、好業績評価して上値追い
システムキッチン大手のクリナップ <7955> の株価は短期モミ合いから上放れて勢いづいてきた。5月の年初来高値に急接近しており、好業績を再評価して上値追いの可能性があるだろう。07年5月以来の1000円台がターゲット水準になりそうだ。
システムキッチンを主力として、システムバスルーム・洗面化粧台なども展開している。中期計画では「ザ・キッチンカンパニー」の確立を掲げて、中高級タイプの商品力・ブランド力の強化、主力の「クリンレディ」を核としたシステムキッチンの市場シェア上昇、ショールームの改装、リフォーム需要の取り込み、総合競争力強化などを重点施策としている。
今期(14年3月期)連結業績見通しについては売上高が前期比4.6%増の1188億円、営業利益が同0.9%増の48億円、経常利益が同2.9%増の45億円、純利益が同1.8%増の25億50百万円としている。
■生産拠点増強、ショールーム改装、システムキッチン好調
生産拠点増強に伴う償却負担増加、ショールーム改装費用が利益圧迫要因だが、新設住宅着工戸数の堅調な推移や消費増税前の駆け込み需要が追い風となり、全国102カ所のショールームを活用した新商品フェアも奏功してシステムキッチンの中高級品が好調である。原価低減効果も寄与する。通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が24.2%、営業利益が33.8%、経常利益が34.6%、純利益が34.1%と高水準であり、通期増額の可能性が高いだろう。
株価の動きを見ると、750円~800円近辺の短期モミ合いレンジから上放れた。9月9日には前日比38円(4.55%)高の873円まで上伸する場面があり、5月10日の年初来高値880円に急接近した。好業績を評価する動きだろう。
9月9日の終値868円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS54円73銭で算出)は15~16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1202円66銭で算出)は0.7倍近辺である。
週足チャートで見ると、右肩上がりの26週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げ、13週移動平均線も回復した。今期増額の可能性や指標面での低PBRに再評価余地があり、5月の年初来高値880円を突破すれば07年5月以来の1000円台が当面のターゲット水準になりそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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