NY金:続伸で1386.7ドル、調整売りは限定的も買いの動きに欠ける

2013年9月10日 07:02

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記事提供元:フィスコ


*07:02JST NY金:続伸で1386.7ドル、調整売りは限定的も買いの動きに欠ける

NY金は続伸(COMEX金12月限終値:1386.7 ↑0.2)。9日は、週末のオーバーナイトに1395ドルまで上昇した後は上げ幅を縮小、大きな調整売りの動きにも欠けたが継続的な買いの動きにも欠けている。

市場では依然として9月縮小開始を見込む声が多い。「8月雇用統計は、小規模の9月縮小を示唆している」(ムーディーズ)、「8月の雇用統計結果に関わらず、9月に縮小開始されるとの見方を維持」(バークレイズ)、ゴールドマン・サックスのハッツイアス氏も、17-18日の連邦公開市場委員会後に縮小が発表されるとのシナリオを防ぐほどに弱い数字ではないが、縮小規模は少額になるだろう、としている。

投票権を持たないサンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は、「金融政策は意図せずとも資産バブルを誘発する可能性を秘める」、「連銀による縮小協議は健全なこと」と発言している。《KO》

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