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NY原油:続伸で110.53ドル、直近高値の112.24ドルに接近
記事提供元:フィスコ
*07:12JST NY原油:続伸で110.53ドル、直近高値の112.24ドルに接近
NY原油は続伸(NYMEX原油10月限終値:110.53 ↑2.16)。原油は値動きの荒い動きが続いているなかで4-5日に続けていた3日のトレーディングレンジ(106.55-108.83ドル)の上限を通常取引開始前に突破し、午後には110.70ドルまで週高値を更新、直近高値8月28日の112.24ドルに近づいている。
シリア情勢に関しては、メルケル独首相がG20はシリア問題の溝を解決するに至らなかったと発言している。ロシアのプーチン首相は今後もシリア政府をサポートする姿勢を明らかにしており、オバマ政権とは反対の立場を示している。地政学的リスクが高まっているなかで、先週はオバマ政権による現時点での戦略石油備蓄放出の必要性は見ていないもようと報じられていたが、政権による備蓄放出の可能性の高まりを一部では見込んでいるもようだが、依然メジャーではない。
マクロ経済では、8月の雇用統計では市場のコンセンサスの18万人や一部で囁かれていた20万人以上の増加に届かず、16.9万に留まり、前月は16.2万から10.4万人まで下方修正された。労働参加率が1978年8月以来の水準にまで下がっている。《KO》
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