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NY金:続落で1412.9ドル、米QE早期縮小観測が改めて台頭で利食い優勢に
記事提供元:フィスコ
*07:02JST NY金:続落で1412.9ドル、米QE早期縮小観測が改めて台頭で利食い優勢に
NY金は続落(COMEX金12月限終値:1412.9 ↓5.9)。米国の4-6月期GDP改定値が上方修正されたことから、米国量的緩和の早期縮小観測が改めて台頭し、利益確定売りが優勢となった。また、シリア早期軍事介入への警戒感がやや後退したことも、安全資産として買われていた金の利益確定売り要因として意識された。
ベイナー下院議長は、債務上限問題に関しても強固な姿勢を崩していない。議会は夏季休暇中だが、26日に「簡単に問題解決に到れることを約束できれば良いと思うものの、申し訳ないがそんなことにはならない」と債務上限問題が2011年時のように大きな問題になる可能性が高いことを示唆。ロイターは28日の記事でシリア攻撃や債務上限問題などを抱えるなかで、連銀は資産購入縮小を12月にまで延期するのではないか、との見方を報じている。だが、9月に縮小を開始するとの見方も多い。連銀は信用を保つ為にこれまでの姿勢を維持する、との見方をCNBCのリーズマン氏が報じている。なお、ゴールドマン・サックスも9月縮小を予想している。《KO》
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