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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ゲームカード・ジョイコホールディングス株価底堅く推移、カジノ関連で配当利回り4%
遊戯機器関連のゲームカード・ジョイコホールディンス <6249> (JQS)の株価は全般相場軟調の中で1490円前後で底堅い展開である。カジノ関連が材料視され、高配当利回りや低PBRも支援材料であり、きっかけ次第で反発が期待される。
パチンコ用プリペイドカードシステム首位の日本ゲームカードと、業界初のコイン型ICカードを採用したジョイコシステムズが11年に統合した持株会社である。機器売上(パチンコ用カードユニット、パチスロ向けメダル貸機など)、カード収入、システム使用料収入収益柱で、機器は各台計数システムに移行しつつある。
8月7日発表の今期(14年3月期)第1四半期(4月~6月)連結業績は前年同期比14.0%減収、同21.5%営業減益、同20.0%経常減益、同12.9%最終減益だった。品目別には機器売上高が同17.3%減収、カード収入高が同15.1%減収、システム使用料収入が同7.3%減収、その他収入が同8.8%減収だった。機器販売台数の減少などで減収減益だが、研究開発投資の一部が第2四半期(7月~9月)以降にズレ込んだことなどで、売上高、利益ともに期初計画を上回ったようだ。
通期見通しは前回予想を据え置き、売上高が前期比17.6%減の326億円、営業利益が同83.9%減の4億30百万円、経常利益が同85.1%減の4億円、純利益が同89.4%減の1億70百万円としている。パチンコホールの設備投資マインドの低下、パチスロ向けメダル貸機の入れ替え需要一巡などで機器売上の減少を見込んでいる。市場動向を睨みながら新商品・サービスを市場投入する予定だが、リリース時期は未定としている。期中に投入の場合には上振れの可能性もあるだろう。
株価の動きを見ると、7月の戻り高値圏1550円近辺からやや水準を切り下げて、8月26日には1483円まで調整した。ただし今期大幅減益見通しを嫌気した5月13日の1425円、さらに6月7日の1450円まで下押す動きは見られない。調整のほぼ最終局面だろう。
8月28日の終値1487円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS11円92銭で算出)は125倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間60円で算出)は4.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2930円54銭で算出)は0.5倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線を割り込み、週足チャートで見ても26週移動平均線を割り込んで調整局面だが、大きく下押す動きは見られず調整のほぼ最終局面だろう。カジノ関連が材料視されやすく、高配当利回りと低PBRも支援材料であり、きっかけ次第で反発が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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