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三菱重工、イラクにバスラ事務所を開設 復興需要や大型インフラ需要に対応
三菱重工業は26日、9月1日付でイラク第2の都市であるバスラに事務所を開設すると発表した。戦争・経済制裁からの復興需要や、膨大な原油埋蔵量を背景とした大型インフラ需要の急増に迅速に対応するのが狙いで、機動的な営業支援活動と情報収集の拠点として機能させていく。
バスラ事務所はグローバル戦略本部直下の組織として発足し、大型の復興需要が相次ぐイラクにおいて、有望案件の発掘や重要顧客との関係構築を推し進める。
治安の回復に伴い、数多くのインフラ整備事業が計画されるなど、イラクは高いマーケット・ポテンシャルを有している。また、1970年代に数多くのインフラ整備事業に参画した日本企業への信頼は依然高く、同国政府は日本企業参入への期待を繰り返し表明している。今回のバスラ事務所設置は、このような状況を睨んで、一刻も早い現地拠点の開設が必要と判断したもの。
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