悩ましい消費増税

2013年8月26日 09:47

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記事提供元:フィスコ


*09:47JST 悩ましい消費増税
安倍首相の最終判断は、10月上旬のAPEC前に先送りされているものの、26日から31日まで、消費増税の影響を検証する政府の集中点検会合が開催される。それを前に、各社から一斉に世論調査が発表された。

質問形式は各社で異なるようだが、「予定通り来春8%、再来年秋10%に引き上げる」ことの賛成派は、朝日新聞が43%(反対は49%、参院選直後は賛成30%対反対58%)、毎日新聞が賛成21%(段階的に引き上げ33%、時期先送
りが18%)、共同通信は賛成22.5%(時期先送り22.7%、引き上げ幅縮小22.0%)日経が賛成17%(前回比6ポイントアップ、時期や幅を柔軟にが3ポイントダウンの55%)。引き上げるべきでない(現行維持)は、毎日25%、共同通信29.1%、日経24%。

大雑把な印象は、予定通りが1/4、見送りが1/4、上げ幅や上げ方に工夫をが1/2と意見が割れている感がある。背景は、景気実感の改善が遅れていることが大きいと考えられる。曜日回りの影響があるが、7月の個人消費は、スーパーが−0.5%、コンビニ−0.8%、百貨店−2.5%と伸び悩み。輸出も中国問題などが影響し、急増している訳ではない。今週末に集中する7月の経済統計で、その点を見直すことになろう。《MK》

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