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自律反発の域としては達成感も、短期的な値幅取り狙いは続く/ランチタイムコメント
*11:59JST 自律反発の域としては達成感も、短期的な値幅取り狙いは続く
日経平均は大幅に反発。316.23円高の13681.40円(出来高概算11億1000万株)で前場の取引を終えた。22日の米国株式相場は、NYダウが7営業日ぶりに反発。この流れからシカゴ日経225先物清算値は大証比225円高だったこともあり、これにサヤ寄せする格好での、ギャップ・アップで始まった。為替は円安に振れており、輸出関連などを中心に幅広い銘柄が買われている。
高値水準での値動きが続くなか、ドル・円が1ドル99円台、ユーロ・円が1ユーロ132円台に乗せるなど円売りの動きが強まると、日経平均も先物主導による現物へのプログラム買いにつながり一段高。日経平均は一時13728.11円と3日ぶりに13700円を回復した。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が全体の7割を占めている。セクターでは東証33業種全てが上昇しており、輸送用機器、ゴム製品、不動産、証券、非鉄金属、機械、鉄鋼、電気機器、保険などの強い動きが目立つ。
日経平均はギャップ・アップで5日線をクリアし、その後の上昇で一目均衡表の転換線を捉えている。7月19日の戻り高値14953.29円を起点とした調整トレンドの上限レベルであり、自律反発の域としては達成感が出てくる。商いが低水準のなか、先物主導によるプログラム買いが日経平均を押し上げる要因になる。しかし、いったん動きが止まるようだと利益確定の流れにも向かわせるため、やや慎重姿勢になりそうである。
もっとも、株式市場の大幅反発が、為替市場で主要通貨に対する円売りのつながるなか、相乗効果的に株高・円安のトレンドが強まる。オーバーナイトのポジションは取りづらいだろうが、為替を睨みつつ、輸出関連や3Dプリンター、TPPなどのテーマ銘柄での短期的な値幅取り狙いは続きそうだ。(村瀬智一)《FA》
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