【編集長の視点】リンテックは業績増益転換でスマホ関連の割安株買いが再燃し反発

2013年8月21日 10:44

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  リンテック <7966> は、21円高の1932円と反発し、5月23日につけた年初来高値2099円を意識する動きを強めている。米国のアップル社が、9月上旬にも新型「iPhone」の出荷を開始すると伝えられたことから、スマートフォン・タブレット型端末関連株への先取り思惑が強まっており、同社株もその関連株の一角で、今3月期の増益転換業績を見直し割安修正買いが再燃している。

  同社の今期業績は、売り上げ2100億円(前期比10%増)、経常利益150億円(同36%増)、純利益105億円(同36%増)と増収増益転換が予想され、配当も、年間42円(前期実績34円)への大幅増配が予定されている。アドバンスマテリアル事業では、半導体関連粘着製品が、スマホ効果で大きく伸び、同様に積層セラミックコンデンサー製造用コートフィルムも増加、オプティカル材事業でも、液晶関連粘着製品が、スマホ・タブレットPC用に受注が堅調に推移することなどが要因となる。

  この今期業績の第1関門の今期第1四半期(1Q)決算は、今年8月7日に発表されたが、7月23日の観測報道通りに営業利益が、前年同期比19%増の30億300万円で着地し、経常利益も34億4700万円(同35%増)、純利益も23億7500万円(同38%増)と大幅に増益転換する好出足となった。

  株価は、前期第3四半期の続落業績で年初来安値目前の1582円へ調整したが、今期業績の増収増益転換予想で年初来高値2099円へ出直り、全般急落相場に巻き込まれた再調整場面から1Q業績観測報道で2000円台を回復、1株純資産1909円水準でもみ合ってきた。PERは13倍台と割安であり、高値奪回から上値指向を強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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