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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フォーカスシステムズの株価は久々に25日線抜き反騰開始
システム構築・運用のフォーカスシステムズ <4662> (JQS)の株価は、15日、久々に25日線を上抜き動意となって底値圏から反騰開始のようだ。
公共関連・民間関連のシステム構築・保守・運用・管理サービスを主力として、セキュリティ機器関連事業も展開している。顧客別にはNTTデータ <9613> 関連が3割~4割、日本IBM関連が1割~2割を占める主要顧客である。民間関連事業では、従来の関東・近畿圏に加えて、東海圏への拠点展開を進めている。
■第1四半期は前年同期比15.1%増収、黒字転換
8月9日に発表した今期(14年3月期)第1四半期(4月~6月)の業績(非連結)は、前年同期比15.1%増の29億26百万円で、営業利益が1百万円(前年同期は1億71百万円の赤字)、経常利益が0百万円の赤字(同1億66百万円の赤字)、純利益が0百万円の赤字(同73百万円の黒字)だった。セキュリティ関連機器で官公庁からの受注が増加して、僅かながらも営業黒字化した。
通期の見通しは前回予想を据え置いて、売上高が前期比1.2%増の125億円、営業利益が同31.7%減の3億円、経常利益が同39.9%減の2億50百万円、純利益が同58.5%減の1億円としている。民間関連のインフラ系(ミドルウェアやネットワークなど)の受注が好調だが、インフラ系の人材育成、名古屋を中心とする東海圏への拠点展開など、先行投資負担で減益見込みだ。
株価の動きを見ると、7月23日に601円、7月26日に600円まで急騰する場面があったが、概ね底値圏の500円~530円近辺のレンジで推移している。ただし6月の年初来安値487円まで下押すことなく、終値ベースで500円を維持する展開が続いている。下値固めは完了しているようだ。また8月15日は全般悪地合の中で前日比18円(3.59%)高と続伸した。
■好利回り、PBR0.7倍
8月15日の終値520円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS14円44銭で算出)は36倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績のBPS703円26銭で算出)は0.7倍近辺である。週足チャートで見ると500円近辺で強力な下値支持線を形成した形だ。底値圏からの反騰が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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