短期の売り買いの谷間に芽あり中期狙い=犬丸正寛の相場格言

2013年8月5日 14:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

情報公開が公平となり、手数料も安くなった昨今の相場では、個人投資家の売買は圧倒的に「短期」が中心となっています。

情報公開が公平となり、手数料も安くなった昨今の相場では、個人投資家の売買は圧倒的に「短期」が中心となっています。[写真拡大]

■短期の売り買いの谷間に芽あり中期狙い

  情報公開が公平となり、手数料も安くなった昨今の相場では、個人投資家の売買は圧倒的に「短期」が中心となっています。

  かつてのように、大量推奨販売で個人投資家をその気にさせて高値で売り逃げるというやり方は完全に通用しなくなっています。短期売買は個人投資家が「主役」になれることができた結果ともいえるでしょう。

  もっとも、短期売買が中心の価格形成では、数日間に株価が一方通行となりやすいのが特徴です。典型例が好決算を発表しても好材料出尽くしで売られるという事例です。

  しかし、中期投資スタンスの投資家にとっては業績が良いだけに絶好の買い場となるはずです。短期投資家の逆をやる「逆張り」投資は、じっくり型投資家に儲けの芽がありそうです。(執筆者:犬丸正寛 株式評論家・日本インタビュ新聞社代表)

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