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NYの視点:米7月雇用統計は9月のQE縮小正当化するか
*07:03JST NYの視点:米7月雇用統計は9月のQE縮小正当化するか
米国労働省はワシントンで2日、7月の雇用統計を発表する。投資家は順調なペースでの雇用の増加が示されると期待を強めている。米国の大手給与計算アウトソーシング会社であるADP(オートマティック・データ・プロセッシング社)が7月31日に発表した民間部門の雇用状況をあらわすADP雇用統計の7月分は前月比20万人増と市場予想の18万人増を上回り、年初来で最大の伸びとなった。米労働省が発表する雇用統計と相関関係が最も強いとされている同指数の改善を受けて、雇用統計への期待が強まった。また、6月分で収縮に落ち込んだISM(米供給管理協会)製造業景況指数の雇用項目も54.4と、6月の48.7から6.7ポイント上昇し、再び拡大に転じたことも期待を支援。50は活動の拡大と収縮の境目となる。
7月雇用統計には反映されないが、7月27日までの週次失業保険申請件数は景気後退期に入った(2007年12月)直後の2008年1月以来の低水準にまで改善。一部自動車工場が夏季の一時閉鎖に入ったことを受けた季節的な要因が反映した可能性も指摘されているものの、雇用への期待は根強い。米連邦準備制度理事会(FRB)による9月連邦公開市場委員会(FOMC)での資産購入縮小の行方で、8月、9月の雇用統計が鍵を握る。非農業部門の雇用者数が予想通り前月比18.5万人増となり平均の雇用増加数20万人が持続できると、FRBによる資産購入縮小が正当化されることになる。
●7月雇用統計先行指標
■ADP雇用統計:前月比+20万人(予想:18万人、6月:+19.8万人←+18.8万人)
■米・7月チャレンジャー人員削減数:37701、前年比+2.3%(6月:前年比+4.8%)
■米・7月ISM製造業景況指数:55.4(予想:52.0、6月:50.9)
雇用:54.4(6月48.7)
■シカゴ購買部協会指数(PMI)
雇用:56.6(6月57.8)
■フィラデルフィア連銀景況指数
◎現況
雇用者数:+7.7(6月-5.4)
週平均就業時間:+6.6(+0.8)
◎6ヶ月見通し
雇用者数:+36.2(+27.3)
週平均就業時間:+14.6(+7.5)
■リッチモンド連銀製造業景況指数
◎現況
雇用者数:0(6月0)
週平均就業時間:+2(+11)
◎6ヶ月見通し
雇用者数:+5(+9)
週平均就業時間:+8(+6)
■NY連銀製造業指数
◎現況
雇用者数:3.26(6月0)
週平均就業時間:-7.61(-11.29)
◎6ヶ月先の見通し
雇用者数:+1.09(+1.61)
週平均就業時間:-1.09(-9.68)
■消費者信頼感指数
◎現状
雇用
十分:12.2%(11.3%)
不十分:52.3%(51.6%)
困難:35.5%(37.1%)
◎6ヶ月見通し
・雇用
増加:16.5%(19.7%)
減少:18.1%(16.1%)
不変:65.4%(64.2%)
・所得
増加:15.3%(15.9%)
減少:13.8%(14.2%)
不変:70.9%(69.9%)
●市場エコノミスト米7月雇用統計予想
失業率:7.5%(6月:7.6%)
非農業部門雇用者数:前月比+18.5万人(+19.5万人)
民間部門雇用者数変化:前月比+19.5万人(+20.2万人)《KO》
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