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NY原油:続伸で107.89ドル、経済指標上振れを好感で直近高値に接近
記事提供元:フィスコ
*07:02JST NY原油:続伸で107.89ドル、経済指標上振れを好感で直近高値に接近
NY原油は続伸(NYMEX原油9月限終値:107.89 ↑2.86)。7月に入り年初来高値更新が続いていた中で、19日に109.32ドルまで上昇した後は失速。30日には102.67ドルまで下落していたが、31日は通常取引開始後につけた102.93ドルで下げ止まった。本日8月1日は通常取引開始後に108.06ドルまで上昇、直近高値に接近している。米7月ISM製造業景況指数や中国7月製造業PMIの予想上振れを受けて、原油需要が高まるとの期待が先行した。
2日発表予定の7月雇用統計前に発表されている民間のデータは現在までで雇用増加を示唆している。ADP雇用統計では20万人の増加、6月は雇用が50を下回り、48.7にまで低下していたISM製造業景況指数の雇用は今月、54.4まで増加していることが本日明らかになっている。ISMの非製造業は来週5日発表予定。
前月の6月雇用統計ではパートタイムの増加とフルタイムの低下が明らかになっていたが、ここまでの民間のデータのような結果になれば連銀による資産購入縮小へのシナリオが強まることになる。《KO》
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