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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】松田産業は1300~1330円のモミ合い上抜く、景気回復追い風に業績好調、低PER
貴金属リサイクル事業が主力の松田産業<7456>(東1)の株価が出直り本格化の動きを強めている。1300~1330円のモミ合いを上抜いてきた。景気回復による企業の生産活動活発化が追い風だろう。
貴金属リサイクル事業を主力として、農林水産品を扱う食品関連事業も展開している。エレクトロニクス産業が成長している東アジアを中心に海外拠点網の拡充を推進しており、貴金属関連事業では中国、台湾、フィリピン、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポール、食品関連事業では中国、タイに展開している。
今期(14年3月期)連結業績見通しについては売上高が前期比4.6%増の1750億円、営業利益が同11.3%増の62億円、経常利益が同6.8%増の65億円、純利益が同3.3%増の41億40百万円としている。セグメント別には、貴金属関連事業が同4.1%増収、同7.1%営業増益、食品関連事業が同6.3%増収、同51.5%営業増益見込みとしている。
前期低調だった半導体・電子部品関連の生産活動が上向き、国内外の拠点拡充も寄与する見込みだ。貴金属市況が上昇傾向になれば大幅な収益改善が期待されるだろう。
なお、6月10日発表の自己株式取得(取得株式総数の上限8万株、取得価額総額の上限1億円、取得期間6月11日~7月11日)については、7月5日に累計取得株式総数が8万株(累計取得価額総額9835万9700円)に達して終了した。
株価の動きを見ると、6月7日の安値1113円で底打ちして水準を切り上げた。その後は概ね1300円台前半での短期モミ合い展開だが、7月25日は1356円まで上伸する場面があり、モミ合い上放れの動きを強めている。
7月25日の終値1346円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS151円33銭で算出)は8~9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間24円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1643円09銭で算出)は0.8倍近辺である。
週足チャートで見ると、13週移動平均線がサポートして下値を切り上げている。また日足チャートで見ると、抵抗線だった75日移動平均線を突破して上伸した。指標面には割安感があり、短期モミ合いから上放れて出直り本格化が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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