TPPやアップル関連に妙味/ランチタイムコメント

2013年7月24日 11:53

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記事提供元:フィスコ


*11:53JST TPPやアップル関連に妙味
 日経平均は反落。85.68円安の14692.83円(出来高概算11億株)で前場の取引を終えた。利食い優勢の相場展開になった。23日の米国市場がまちまちだったほか、シカゴ先物清算値が大証比65円安だったこともあり、これにサヤ寄せする格好。中国HSBC製造業PMIが予想を下回ったことも手掛けづらくさせているようだ。一方、米アップルの時間外の上昇を受けて、村田製作<6981>などアップル関連は賑わいをみせている。また、テーマ株の一角や業績観測など個別の材料を手掛かりとした物色もみられており、日経平均の下落ほど、地合いの悪さは感じられない。
 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄数が全体の6割近くを占めている。セクターでは卸売、その他製品、その他金融、保険、空運などがしっかり。一方で、海運、医薬品、建設、電力ガス、水産農林、鉄鋼、倉庫運輸、不動産などが一服。
 日経平均は5日線を挟んでの狭いレンジ取引となっている。ただ、ボリンジャーバンドの+1σに沿ったトレンドが継続している。安定政権による持続的な経済政策を期待した、外勢とみられる買いが下支えとなっているようである。あくまで前日の上昇に対する利食いの範囲内であり、押し目買い意欲は強いとみておいて良さそうである。
 指数インパクトの大きいファーストリテイリング<9983>や、花王<4452>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、トヨタ<7203>などの弱い値動きによって上値は重いだろう。ただし、大引けにかけてのプログラム買いが意識されやすく、主力銘柄の押し目狙いの動きも。そのほか、テーマ株など物色意欲は衰えてないと考えられるため、TPP関連や、本日のところはアップル関連に妙味がありそうだ。今晩の米国市場でアップル決算が好感されるようだと、明日以降もアップル関連への見直しが続くことも考えられる。(村瀬智一)《FA》

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