【株式評論家の視点】アートネイチャーは女性用の好調、海外展開で成長路線に乗る

2013年7月24日 10:16

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  アートネイチャー <7823> (JQS)はリバウンド一巡後、値固め場面にあったが、ここ浮揚力を強め、もみ合い離脱へ動き出し、上昇第2ラウンドへ波動転換の動きとなってきた。時代は高齢化の局面を迎えているが、アクティブシニアの増加で、薄毛対策の需要が増加。女性のかつら使用拡大と相まって、今後の成長性が手掛かり材料になっている。

  同社はオーダーメードかつらの製造・販売を手掛ける。主力製品のオーダーメードかつらは、店舗で顧客の頭部の形状を型取りした後、熟練した専門の職人が1本1本植毛して製造する。男性向けは、効果的な広告宣伝活動による反響数の増加や販売スタッフのスキル強化などで、新規・リピートともに増加している。

  女性向けは、新商品の積極的販売、販売スタッフのスキル強化、ウィッグ定期点検プログラムの改良によるお客様の定着推進などで、男性同様に、新規・リピート客ともに増えている。

  前期の増収益に続き、今2014年3月期も売上げ379億2500万円と前期比8.1%増、営業利益43億5000万円と同7.0%の増加が見込まれている。前期は売上げが350億9100万円と新記録を達成したが、今期はさらに増加する見込み。売上げの増加は、同社の成長性を如実に示す数字である。

  今期に入っての月次売上の推移は4月が前年同月比41.3%増、5月が同28.7%増、6月が10.2%増の好調な始まり。今期の売上げは8.1%増の予想で、まだ第1四半期に過ぎないにしても、今期は間違いなくロケットスタートを切っている。

  好調の大きな要因は女性向け売上げの増加。女性向けの売上げは、前2013年3月期の118億6100万円に対し、今2014年3月期は133億400万円へ、12.4%増が想定されている。海外では中国、シンガポールでの展開を積極化しつつあるが、国内トップのブランド力は海外でもスムーズに受け入れられることが予想される。そうした成長力を保持している割に、PERの12.4倍はかなり割安感が強い水準と言える。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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