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NY原油:反落で106.94ドル、直近高値更新後の調整売り
記事提供元:フィスコ
*07:02JST NY原油:反落で106.94ドル、直近高値更新後の調整売り
NY原油は反落(NYMEX原油9月限終値:106.94 ↓0.87)。6月19日に付けた99.01ドルを突破した7月2日以降、買いの動きが加速していたウエスト・テキサス・インターミディエイトは、大きな調整売りの動きを見せずに直近高値更新を続けており、18日には108.93ドルまで直近高値を更新、ほぼブレントとのスプレッドをなくしていた。22日は調整売りが午後まで続き、一時106.55ドルまで下落した。なお、期近価格の方が期先価格よりも高いバックワーデーションと呼ばれる市場構造は続いている。
マクロ経済では先週まで、第2四半期GDP予想引き下げが続き、バンク・オブ・アメリカ(0.9%)、モルガン・スタンレー(0.3%)、ソシエテ・ジェネラル(0.4%)、ゴールドマン・サックス(0.6%)、バークレイズが(0.5%)JPモルガンも1%にまで引き下げていた。
再来週に入ると8月2日に7月の雇用統計発表が予定されている。6月は19.5万人まで増加していたものの、フルタイムの減少とパートタイムの増加が明らかになり、更に6月雇用統計ではポジティブ成長していた食品・飲料は、6月の小売り売上では食品・飲料がマイナスとなっていた。サンフランシスコ連銀は、金融政策が企業による雇用を妨げており、現在の失業率につながっているとの見解を示している。《KO》
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